2010年05月
2010年05月30日
モーツァルト
ただいま全国で開催されている「午前十時の映画祭」。
先日上映されていた「アマデウス」のあまりの面白さにすっかりやられました!
今まで見逃していたのが悔やまれる~。
でも、いまこの時期に観られたのも良いタイミングだったのかも。
それというのも、6月中旬から映画「ドン・ジョヴァンニ」が当地で公開されるからです。
「アマデウス」をご覧になったら、劇中に登場するモーツァルトのオペラを見たくなる方も多いのでは?私もそのひとりです。
運よく姉がDVDを持っていたので借りて観たら、これまた面白い!!
「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」と続けて鑑賞して、国や時代は違えど名作は色褪せないのね・・・としみじみ実感。
音楽の素晴らしさはもちろんのこと、登場人物が魅力的です。いい加減だったり好色だったり機転が利いてたり。
ドン・ジョヴァンニは女性に見境の無いとんでもないヤツで最後は地獄に落ちてしまいますが、映画ではこのオペラの劇作家であるロレンツォ・ダ・ポンテに焦点を当てています。自らの体験を反映させた作品として「ドン・ジョヴァンニ」を書き上げたという設定らしい。
公開が楽しみです。
映画~オペラ~音楽と、今まで興味の無かったモーツァルトがいっぺんに押し寄せてきたような感じです。
「魔笛」「コシ・ファン・トゥッテ」も観たい~
・今日の香水 マットイエロー
2010年05月29日
日傘
数年ぶりに日傘を買いました。
最近の日傘業界は進んでいるのですね。
「遮光1級」「紫外線99%カット」などの表記は頼もしいけれど、広げてみると布地がものすごく
みっちりしていてなんだか暑そう・・・。
効果はありそうですが、もう少し涼やかなのを探すことにしました。
某ブランドの物で中央が黒地・縁がベージュで同色のドットがいい感じの品にほぼ決めかけ、
同じデザインの折りたたみを買おうとするとお店の方から「ちょっと待った!」のお声が。
「長いのと折りたたみでは形がまったく違って雰囲気が変わるのでご注意を・・・」とのこと。
実際に開いてみると本当に感じが違う!!
上手くたためないから・・・と適当に選ばなくて良かった~。
結局購入したのはワゴンセールになっていた紺色のルルギネスのもの。
お手ごろ価格でヨゴレも目立たなそうなので(大事・笑)ガシガシ使ってシミ防止に励むことにします
・今日の香水 ガーデニア
2010年05月20日
「アイガー北壁」
急に暖かさを増し、日中は半袖でも良いくらいだった札幌のとある日。
それなのに腕には鳥肌が立ち、ゾクゾクと寒気に襲われ、手のひらには冷たい汗がじっとりと・・・。脳って不思議ですね。衝撃の映画「アイガー北壁」を観たために身体がこんな反応を示すとは。
この映画はベルリン・オリンピック直前の1936年が舞台。
「殺人の壁」と呼ばれたアルプスのアイガー北壁の初登頂を巡る物語です。
ナチス政権はドイツ人の初登頂を強く望み、成功者にはオリンピック金メダルの授与を約束していました。若き二人の登山家・トニーとアンディが果敢にも挑戦し、誰もがその栄光を信じ始めた時、変わりやすい山の天候が牙をむいて襲いかかってきました・・・。
「剱岳・点の記」でも思いましたが、登山の魔力って何なのでしょう?
目もくらむような絶壁に登ろうと思うその心。軟弱者の私には想像も及びません。
日々掃除にこき使われるトニーとアンディが輝かしい名誉と一発逆転の人生を目指したから・・・だけではないんだろうなぁ。
山に登り頂上に到達した人にしかわからない最高の喜びがあるのかもしれない。それが悲劇と紙一重だったとしても。
エンドロールで流れる曲の歌詞になんともいたたまれない気分になりました。
重厚で凄まじい127分。良かったです!!
2010年05月17日
板東珈琲
中央区南一条西6丁目に「第2三谷ビル」 という、雑貨店やらカフェやら個性的なお店が色々
入っているちょっと古めかしいビルがあるのですが、そちらにあった「板東修一カフェ」さんが移転したとの情報を聞きつけてお散歩がてらに探しに行きました。
地下鉄東西線「西11丁目」駅近くをしばしうろうろして発見。
正確な住所は「大通西11丁目4-190 橋本ビル1F」でした。
以前のお店はほの暗い照明が大人な感じを醸しだす素敵空間でしたが、移転先は大きな窓から光が差し面積も広くなったため、ゆったり開放的な感じ。
窓際のカウンター席には可愛い小鳥の置物が
美味しいコーヒーとキャラメルのパウンドケーキでのんびり・・・
と思ったら、読み始めた本が面白くてのんびりできない!(笑)
読み終わるまでいたら閉店時間を過ぎそうなので、キリの良いところでそそくさと帰宅しました。
コーヒーゼリーが使われているパフェも前にいただいたときにとても美味しかったので、今度は
短編集でも持ってまた行こうと思います。
・ 読了本 「無痛」 (久坂部 羊)
神戸で起きた一家惨殺事件の犯人は本当に14歳の少女なのか?
一目見ただけで症状を見抜く能力を持った医師が巻き込まれた事件は、心神喪失状態での犯行は罪に問われないという刑法39条が大きく関わるものだった―。
途中グロテスクなシーンに若干引きましたが、続きが気になってラストまで一気に読んでしまいました。
2010年05月12日
「地下鉄のザジ」
男の子みたいな まちの冒険者♪
なんて歌がありましたね。
作品生誕50年ということで、「地下鉄のザジ」がスクリーンに復活!!
田舎からパリにやってきた少女ザジの目的は地下鉄に乗ること。
けれど地下鉄はストの真っ最中。
小生意気でキュートなザジがパリの街中をかけめぐり、周りの大人たちはそんな彼女に振り回されっぱなし・・・。
追いかけっこのシーンやら乱闘のシーンやら、とにかく動きがおもしろすぎです。
よくこんなにドタバタしたのを作ったなぁ!と拍手拍手。
可愛くてバカバカしくて面白い、お洒落映画を堪能しました
懐かしいので貼り付けてみました