2011年01月
2011年01月27日
2011年01月25日
2011年01月11日
本年もよろしくお願いいたします
みなさま、お変わりなくお過ごしでしたでしょうか?
気がつけばもう鏡開きですね。
真空パックのお餅なんて腐らないわ~♪とほったらかしにしていた昨年。
後悔と共にごみ箱送りにしたのは夏の暑い日でした(笑)。
今年はあずき缶も買ったから大丈夫!だと思う。たぶん。
さて、新春早々濃い映画に出会いました!
今年の1本目は「こまねこのクリスマス」。お正月からクリスマスです(笑)。
コチラは昨年のイブにシアター・キノさんで限定上映されていた映画が再登場したもの。キャラクター「どーもくん」の作者、合田経郎氏のもうひとつの代表作「こまねこ」ちゃん。風邪薬のCMでもお見かけしたことがあります。
ちょっとずつ人形を動かして撮影するこま撮り方式の短編なのですが、その出来たるや素晴らしいの一言!
こまちゃんの豊かな表情やしっぽのコキザミな揺れに悶絶しました!!
セリフは「にゃにゃ~」などしかないのに全ての感情が伝わってきて、こまちゃんと一緒に泣いたり驚いたり笑ったり。
これはお子様から大人までぜひお勧めしたい一本です
続きましては「極悪レミー」。お正月から極悪です(笑)。
ヘヴィメタル界からパンク/ハードコア界まで広く熱い支持を集めるバンド「モーターヘッド」のレミー・キルミスター氏を追いかけたドキュメント。
還暦過ぎでもスゴイ!“暴走ロックンロールの帝王”“鼓膜を破壊する世界最大音量のベース”って・・・。でも「ビートルズやエルヴィス、リトルリチャードがルーツ」と語られていただけあって、けっこうモーターヘッドの音楽好きかも。ライブ映像も盛りだくさんで格好良かったです!
そしていよいよ問題の2作品「エル・トポ」「ホーリーマウンテン」。
どちらもアレハンドロ・ホドロフスキー監督の伝説のカルト映画がデジタルリマスターで甦ったものです。
これは強烈ー!!やられました。
グロテスクでエロで理解不能なのですが、色使いが鮮やかで美しく、時々なんだかユーモラスでもある。最後まで目が離せませんでした。
ストーリーは
「砂漠を旅するエル・トポ(=モグラ)の名を持つ銃の名手が、様々な戦いの末に頂点を極めたところで連れの女に撃たれ瀕死の重傷に陥る。20年後、フリークスたちが暮らす洞窟で目覚め、救世主として崇められたエル・トポは彼等のために尽くすが・・・」(エル・トポ)
「キリストに似た容姿の盗賊の男が錬金術師に出会い、世界で最も権力を持つ他の8人と共に“聖なる山(ホーリー・マウンテン)”を目指す。“聖なる山”には現世を支配する9人の賢者がいると言われ、彼らは賢者の持つ不死の術を奪い成り代わろうとするのだが・・・」(ホーリー・マウンテン)
と、一応端折って書いてみましたが、これはもう百聞は一見にしかず!!
ストーリーを追うというより場面場面で映される映像に衝撃を受けにいったようなもの。
今までに荒木 飛呂彦とかフリーダ・カーロとか「ピンク・フラミンゴ」を通り抜けておいて良かった・・・。
好きと言うのとは違うけれど、私には忘れられない映画の一つになりました。
今年もいろいろな人や出来事や映画や本に遭遇して成長していけるといいなあ。
みなさま、どうぞお導きくださいますようお願いいたします